2014年11月アーカイブ

メンテナンス

 自身の存在価値にそれほど重きを置かない自分にとって、最近取るべきスタンスは「メンテナンス」なんじゃないかと気付いた。

 

目的やゴールがない中で、ただただ、メンテナンスを行う。何のためか、と言う問いそのものを無効化するかの如く、ただひたむきに各部所の調子を確かめ、少しの不具合が醸し出す違和感に耳を傾ける。

 

そして、徐々にその可動域をひろげていく。可動域の広がりは、そのまま自身の可能性の拡大になっていく。アベイラビリティをひたすら高め、しかし、そのこと自体の意味を問わない。個人も組織もそうした在り方は、一定存在する(した)はずだ。

 

先日、前職でお世話になった経営者の方と話をしたときに、「自分にはWILL(意思)がない」と言っていたのが、印象に残った。自分にWILLがある人は、ぜひその意思をビジョンと読み替え、その実現に全力を尽くせばよい。

 

メンテナンスを十分に尽くしていると、そのうち、メンテナンスをすることの目的を忘れてくる。メンテナンスすること自体が、ある種の境地に導いてくれることすらあると思う。その時、初めて、意味性や目的という呪縛から解き放たれた気分になれる。



Author:渡辺健堂
1971年生 北海道出身 北海道大学法学部卒
卒業後、㈱日本長期信用銀行入行。コーポレートファイナンス業務、マーケット部門でミドルオフィス業務に従事。その後、ベンチャー企業を経て2000年にヘッドハンティング会社の設立に参画。2002年に同社代表取締役社長に就任。投資ファンドにおける投資先経営陣確保の重要性に着目、幅広い業界の経営者候補との強いパイプラインを築く。
2006年㈱エグゼクティブ・ボードの立上げに参画、主に金融の他、事業開発、事業企画などを得意とし、経営者発掘と投資ビジネスの融合を模索している。

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