2010年8月アーカイブ

オーナー企業の後継者採用

外食業界において、カリスマの一人と言われるK社長からお電話を頂いた。
「竹内さん、日本食を通じて日本文化を世界中に拡げる為、欧米やアジアに事業を拡げていきたいので、力を貸して欲しい!具体的には食の領域でグローバル企業を目指す為、30代を中心にした経営チームを創り、その中から将来の後継者を育成したい。」

K氏は、大学卒業後に飲食業で独立して以来、30年間でいくつもの業態を手がけてきた。今は粉食(麺類、パン等)で複数業態の店舗を、国内及びアメリカ・アジアで展開をしている。
また、自店舗への供給及び他店舗への販売を睨み、製麺会社を子会社化した。最近では農業法人も立ち上げるなど、野菜や乳製品を製造・販売する事業にも着手している。
そして、創業以来「飲食事業は教育事業」と位置づけ、社員の教育に注力してきた。今後は、飲食業や小売業など商売人を育成する為の研修事業や、子供の頃から健康や食の重要性を気付いてもらう為の料理教室も事業化している。
海外への挑戦も8年前の50歳を期に、家族共々、中国に渡り本場で麺事業を展開した。結果的に失敗に終わり、提携した現地企業に経営権を譲渡したが、近年、再度中国への挑戦を計画中である。
さらに、アジアやアメリカに加えヨーロッパに展開する為、オランダにも現地法人を設立している。

ここまでお話しするとお解かりのように、K氏は「食べ物商売でお客様を喜ばせたい」と飲食の道を選んだが、かなりスケールの大きい事業家であり、チャレンジャーでもある。
K氏曰く、「もちろん、食の分野でグローバル企業を目指すという挑戦は、非常に高い目標であることは自身が一番理解している。しかし、それに挑戦せず諦めることはどうしてもできない。最近は中国やアジア企業が元気で日本市場にも積極的に進出している。
また、中国人や韓国人は世界中のほとんどの国で奮闘し、力をつけている。日本や日本人はこのまま手をこまねいていて本当に良いのか?50代後半になった自分がどこまで出来るか解らないが、ビジョンや目標を共有できる若い人材と共に本気で闘ってみたい。そして、自分一代で難しければ、後継者にその実現を委ねたい。」
お客様商売に興味があり、グローバルで活躍したい人材は業界を問わないので、是非、参加して欲しい。

真夏の暑さにも負けないK氏の熱い想いに、大いに共感し刺激も受けた。
是非、K氏と気持ちを一つにできる次世代経営人材を集め、世界で闘える強いチームを創り上げたい。


Author:竹内薫
1955年生 福岡県出身 78年立命館大学卒
研究開発型ベンチャーの設立に携わったのち、82年(株)リクルート人材センター(現リクルートエージェント)入社。
人材紹介、エグゼクティブ・サーチ、教育研修事業部長、人事部長を歴任。
99年に㈱スピリッツ(人事・採用コンサルティング事業)を設立。
国内企業の成長を人事・採用面で支援する。
06年8月、経営人材に特化した人材サービス㈱エグゼクティブ・ボードを設立。
代表取締役に就任。
経営者及び経営人材の発掘と成長支援をライフワークとする。

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