2009年1月アーカイブ

ポテンシャル&コミットメント

マスコミが、連日アメリカ合衆国大統領に就任したオバマ氏を取り上げている。
就任の挨拶で<我々の試練は新しいのかもしれない。それに立ち向かうための道具も、新しいかもしれない。我々が成功するかどうかは、労働と誠実さ、勇気、フェアプレイ、忍耐、好奇心、忠誠心や愛国心にかかっている。>というコメントが心に残った。

まさしく、世界中の多くの人が経験したことのない時代を迎え、この危機から逃げずに自らの意志で行動しその結果について自らが責任をとる。決して国や環境や周囲のせいにするのではなく自身の挑戦や変革から始めることの重要性を訴えている。

これと似たようなことを、最近の経営者との会話で感じる。
日本ではマスコミが火をつけた感もある、100年に一度の不況の最中、次世代の経営幹部に抜擢したい人材、外部から招聘したい人材はと多くの経営者に質問をしてみた。
その結果、表現こそ違え<ポテンシャル&コミットメント>というキーワードに行き着く。

①ポテンシャルを重視したい!
ここで言うポテンシャルとは、言うなれば人格、品格という生来その人に備わった性格、人物的側面と日常や職業生活で備わった知識、識見、知恵、スキル、経験を基に自ら考える力、実行する力、結果から学ぶ力、あきらめず成し遂げる力等を総称している。

②コミットメントを求める!
会社や事業やそこで働く従業員を客観的に捉えるのではなく、自分自身の事として考え
より深く理解し、より良い方向に導くことを率先して実行し続けること。
場合により、社長やベテラン経営幹部とも逆命利君の精神でぶつかるも会社や顧客や従業員にとっての最善を追求する強さを持つ。

経営者が次世代経営者に上記を求めるのは、経済環境が厳しい中今までのように過去の経験や成功が通用しない、むしろ場合によってはそれが足かせになる時代を迎えている。
失敗を恐れず時代やマーケットの変化を直視し小手先の戦略ではなく原理原則に添って自らが身体を張って立ち向かうことしかこれからの会社は成長、変革できないと痛感しているのだ。
この時代に必要なのは会社によって変わる人ではなく、その人によって会社や事業を変えられる人だ。
い出よ!日本のバラク・オバマ!

変革期の到来!

あけましておめでとうございます。
新年を迎え、多くの方からお年賀を頂きました。
この場を借りて、お礼と新年のご挨拶をさせて頂きます。


年末年始の報道やクライアント企業様の経営者のコメントも経済環境は非常に厳しい局面を迎え、実体経済に大きく影響するのはこれからだろうと言われている。
その予測を基に、今年は多くの企業は新たな投資や取り組みを控え、事業のリストラクチャリングや大幅な経費削減、人員削減を実行するであろう。

当社に寄せられる人材の依頼も以前にも増して採用基準がハイスペック化、ピンポイント化傾向が顕著になり、ご他聞に漏れず人材ビジネス業界にとっても、厳しい時期の到来と考えられる。

しかし、考え方次第では長く続いた好景気の中、多くの経営者は抜本的な変革を実行することなく目先の課題を乗り切る為、対処療法的な施策を繰り返して来たとも言える。

当社はこの厳しい環境をむしろチャンスと考え、果敢に挑戦する企業(経営者)の輪を拡げて行きたい。
例えば

①縮小する日本マーケットに依存することなく、今後成長が期待できるアジア市場に本格的に果敢に進出する企業。
②創業経営者の努力で成長した企業も成長のかげりを見せ、次のステージに上がるため経営者や経営幹部の刷新を計画する企業。
③安定的な収益基盤を築いてきた既存事業だけに依存する体質から、体力のある今、新たな事業の開発に挑戦する企業。
④業界全体が苦戦する中、弛まぬ企業努力で順調に収益を上げ、この時期こそ優秀な人材獲得の好機と捉えている勝ち組企業。
⑤過去の経験や実績がすぐ成功に結びつきにくい時代やマーケットになってしまったのであれば、思い切って若手のポテンシャルや可能性に賭けてみようと考える企業。

今年もこの危機をチャンスと捉え、明確なビジョンや理念を持ち、失敗を恐れず社会や多くの人に貢献することを目的とした企業(経営者)を全社一丸となり応援して行く。


Author:竹内薫
1955年生 福岡県出身 78年立命館大学卒
研究開発型ベンチャーの設立に携わったのち、82年(株)リクルート人材センター(現リクルートエージェント)入社。
人材紹介、エグゼクティブ・サーチ、教育研修事業部長、人事部長を歴任。
99年に㈱スピリッツ(人事・採用コンサルティング事業)を設立。
国内企業の成長を人事・採用面で支援する。
06年8月、経営人材に特化した人材サービス㈱エグゼクティブ・ボードを設立。
代表取締役に就任。
経営者及び経営人材の発掘と成長支援をライフワークとする。

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