2008年4月アーカイブ

IT企業から小売流通業への転身

当社の支援する企業に、インテリア・ホームファニシング分野でグローバル展開を目指す企業がある。増収増益を続けるこの会社は異業種の人材を積極採用しているが、短期間で役員に就任したK氏をご紹介させて頂く。

K氏は新卒で大手コンピュータメーカーに入社し、SEを皮切りに本社営業部長、関連会社の執行役員(CFO、CIO)を経験し、直近は本社の事業本部長として活躍していた。

生来、客観的に自身を見つめ、物事の本質的な価値や時間の重要性を考えていた人で、若い時から自身の経験が活かされ、生涯に渡り社会に役立つ仕事に携わりたいと考えていた。
まさしく会社を就社ではなく、就職と捉えている人である。50歳の節目に今の仕事に限らず、これからの選択肢を相談したいということでお会いした。

その時のコメントを羅列すると以下になる。

1.仕事を楽しみ、達成感を味わいたい。
2.男のロマン(困難な挑戦)を仕事で追求したい。
3.税理士資格を活かした起業は10年後でも出来るので信頼できる仲間とチャレンジしたい。
4.自身は経営参謀タイプなので高いジビョンを持つ信頼できるトップ(日本企業)と働きたい。
5.異業種への転身なので入り口の報酬はこだわらない。(その会社の規定に従う)
6.1年以内には新しい環境でのチャレンジをスタートしたい。

結果、K氏が選択した会社は、冒頭の会社である。
急成長を遂げた会社ではあるが、今後は更なる規模拡大(国内外への店舗展開)、商品開発力の強化、業務システム・仕組みの進化、高度化が課題として挙げられている。
K氏が身に付けたエクセレント・カンパニーでのビジネスやマネジメントスキルが充分に発揮し、困難な挑戦を男のロマンと考えるスピリッツを持ち続ける事ができれば、必ずや成功すると信じている。

最近、K氏は半年間の店舗勤務を終え、今後の経営戦略を担う役員に就任した。
これから、経営者として本格的な挑戦をスタートさせるK氏を今後も応援していきたい。

大企業の変革に挑戦!

当社は、挑戦や変革をキーワードとする企業(経営者)を支援している。
従って、企業の大小に関係なく、成長拡大・株式公開・新事業開発・企業変革・事業継承・事業再生などに必要な経営人材の採用を依頼されることが多い。
今回は歴史ある食品分野の大企業経営者が企業風土、事業構造の変革に挑戦しているケースをご紹介したい。

H氏が創業100年以上、売上数千億円のX社の社長に就任したのは3年前の50代半ばと聞いている。
H氏は就任当初、歴代の社長が築いた経営基盤を守り、大きな失敗を犯すことなく次の経営者にバトンを渡すことも考えた。ただ、会社や業界の将来を考えると、少子高齢化や消費者ニーズの多様化、外資系企業の日本市場拡大等、今までにない市場や時代の変化が予想される。また、自分の役割は次代に対応できる会社や事業、そして人材や組織に変革させることではないか!そして、自分自身の職業生活の集大成として悔いのない仕事をしたい、という気持ちが変革を決意させた。

変革のテーマは既存事業を強い筋肉質に変え、さらに収益性を高めること。また、強い財務体力を活用した新事業開発への挑戦である。

具体的には、経営者と共に営業・マーケティング、人事組織、物流・システムの変革や新たに事業を開発する為の、経営人材の採用を強化していく。

食品業界に限らず、一般消費者を顧客とするコンシューマ分野の人材や戦略コンサルティング、総合商社等で事業戦略の構築や推進の経験がある人材など幅広く考えている。

H社長曰く、経験やスキルも重要だが、何より大きな会社の変革を経営者の視点で取り組むことで、成長・成功したいという思いが強い人と一緒に仕事を楽しみたい、とのこと。


Author:竹内薫
1955年生 福岡県出身 78年立命館大学卒
研究開発型ベンチャーの設立に携わったのち、82年(株)リクルート人材センター(現リクルートエージェント)入社。
人材紹介、エグゼクティブ・サーチ、教育研修事業部長、人事部長を歴任。
99年に㈱スピリッツ(人事・採用コンサルティング事業)を設立。
国内企業の成長を人事・採用面で支援する。
06年8月、経営人材に特化した人材サービス㈱エグゼクティブ・ボードを設立。
代表取締役に就任。
経営者及び経営人材の発掘と成長支援をライフワークとする。

2016年2月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29          

カテゴリ

Powered by Movable Type 4.22-ja