先輩経営者の本気の挑戦が始まる!

 

TVのニュースが2013年10月19日のニトリ社アメリカ初出店(店舗名:AKI-HOME)を報じていた。似鳥社長が緊張の中にも晴れやかな表情でテープカットをする姿が印象的だ。記者の取材に2~3年は赤字でも諦めずにやり続けるというコメントも似鳥社長の覚悟を表している。

 

2001年ユニクロが初めて海外進出(英国)する際に、直接、最初の海外進出国としてなぜ、UKを選んだのかと聞いた時、世界1を目指す為には一番競争の激しい欧米で勝たないと意味がない。事業の成功の秘訣は成功するまでやり続けることだ!1%でも可能性があれば最後まであきらめないと力強く言われたことを思い出した。

 

二人の先輩経営者は世界中の多くの人達の生活を豊かにする為に事業をやり続けるという。
そして、同じ志を有する同志を迎えたいとも。

 

この数年間でニトリ社の本格的な国内事業拡大、海外展開を想定して社外から経営幹部候補(志を共にする経営人材候補)を迎え入れる支援をしてきた。
その顔ぶれをみると、まるで大志を抱いて集結した梁山泊のようだ。

 

NY9・11の現場に居合わせ、多くの仲間を失った経験を持つ金融マン、大手電機メーカーの海外法人経営者、家具やホームファニシング商品が大好きな外資系IT企業経営幹部、公認会計士資格を持つベンチャー経営幹部、お客様、現場第一を叫びトップとぶつかり飛び出した小売業経営幹部等など・・・

 

共通するのは<志>
自分の可能性を信じて全力で挑戦してみたい。
過去の経験やスキルを活かしながら意識をリセットしてこれから新しい事をやってみたい。
深い信頼関係で結び付いた仲間と大きな仕事をしてみたい。
その結果が社会や人に役立つことでありたい。

 

尊敬する先輩経営者の大きなチャレンジに当社が支援させて頂く事を誇りに思う。
また、この機会に自身の可能性に本気でチャレンジしたいと考える人達との出会いを楽しみにしている!

 

いよいよ、始まる!

 

【11月24日(日)13時~16時】
株式会社スピリッツ主催日本発グローバル市場にチャレンジする企業セミナー
株式会社ニトリホールディングス 代表取締役社長 似鳥 昭雄氏 講演会
「時流にのる経営戦略」
▼似鳥代表講演会のお申し込みはこちらから
http://www.nitori-globalrecruit.com/seminar/131123/


2013年新年のご挨拶


<2013年新年のご挨拶>
新しい年を迎えるにあたり改めてご挨拶をさせて頂きます。

スピリッツグループ は<企業とビジネスパーソン のチャレンジを応援する!>の理念を掲げ今年で創業14年を迎えます。

お客様(企業及びビジネスパーソン)の支持を頂きその成長や成功に少なからず貢献できたことが全メンバーの大きなエネルギーとなり会社が存続、成長できたことを 心からお礼を申し上げます。

 

設立当初からスピリッツ社はクライアント企業の社外採用部としての役割を担い、短期・中期的な成長の為、経営幹部、マネジメント人財、次世代リーダー人材など重要ポジション採用の採用コンサルティング事業を展開して参りました。その結果、日本を代表するグローバル企業として成長を遂げたF社(カジュアル衣料SPA企業)やN社(インテリアSPA企業)や成長途上にあるT社(麺食レストラン)やS(医薬品メーカー)の組織体制構築に貢献できたと自負をしております。

エグゼクティブ・ボード社は挑戦や変革を掲げるベンチャー企業から大手企業の依頼を請けその中核を担うマネジメント、エグゼクティブ人材の発掘、紹介を実現して参りました。多くの方が、CEO、COO、CFO、CHOなど経営幹部や次代を担う幹部候補として活躍されていることが我々の 喜びや誇りとなっております。

 

<スピリッツグループのチャレンジ>
スピリッツグループは企業とビジネスパーソンの国境を越えたチャレンジを応援します。 

リーマンショックを経験した日本企業やビジネスパーソンは挑戦や活躍の場を日本だけでなく海外に向けるケースが急速に増えております。従来、日本企業の多くは、日本人幹部を現地法人に送り込むことでグローバル経営体制の構築を試みて参りました。その結果、優秀な外国人社員の採用や定着に苦慮し、欧米企業や成長著しい現地企業の採用や育成競争に敗れている事例も散見されます。

 

当社はそのような実態を踏まえクライアント企業の依頼を請け3年前に上海に現地法人を開設し日本人、外国人という区別ではなく優れたグローバルマネジメント、エグゼクティブ層のデータベースの構築に努力して参りました。おかげさまで最近では日系企業の日本人及び中国人マネジメント、エグゼクティブ人材のサーチ領域で大きな成果を挙げるまでになりました。

 

今後は、日本企業の中国での成長支援を強化する為に、中国最大メディアである新華社の日本語経済情報総代理店として中国の経済情報を配信するニュースサイトを運営している新華経済株式会社 と業務提携し様々なマーケティング、プロモーションを仕掛けて参ります。また、地道な活動ですが全日本中国留学生学友会のスポンサーとして中国人留学生の支援も継続して参りたいと思います。

 

そして、エリア 展開で言えば中国に加えシンガポールに拠点を設けアジアでの事業成長を支援できる組織・体制及び事業・サービスの構築を急ぎます。提供させて頂くサービス領域もグローバル展開する企業がマネジメント人材に限らず、世界各国で優秀な新卒や 若手人材の採用を支援する為、その分野に特化したフォースバレー・コンシェルジュ株式会社 との協働体制を強化致します。

近い将来、スピリッツグループ及び協力企業の事業活動を通じて、クライアント企業が日本、中国、アジアで新たに進出する時や更なる事業拡大を目指す時、組織体制の構築に一番頼りにされる存在でありたいと強く思います。

 

これからも、スピリッツグループはチャレンジを応援して参りますので宜しくお願いします。
 


久方振りのブログとなります。
また、少しばかり最近の当社のPRになりますがご容赦ください。

 

当グループは約12年間、日本企業の人事採用コンサルティング事業(株式会社スピリッツ)とマネジメント・経営人材のエグゼクティブサーチ事業(株式会社エグゼクティブ・ボード)を通じて、企業とビジネスマンの成長支援を手掛けて参りました。

昨今、日本マーケットの構造的な縮小均衡に危機感を持つ経営者から、中国・アジア市場への進出及び更なる拡大を目指し、当社にご相談頂く機会が増えています。

 

例えば
① 中国現地のマネジメント、経営陣の採用を強化したい
経験スキルだけでなく、会社の社風や理念・ビジョンを理解して、短期的ではなく中長期的な貢献を期待できる中核人材を採用したい

② 中国・アジアの継続的成長を考えると、次世代のリーダー候補として優秀な若手人材(新卒、第2新卒)を採用し、将来の経営幹部候補として育成したい

 

このようなご要望にお応えする為に、昨年上海に現地法人を設立し、当社のクライアント企業様を中心と一緒にサービス開発を手掛けて参りました。上海現地法人 思必力商務咨詢(上海)有限公司
元々、優秀な中国人からすると日本企業の興味は欧米企業に比べて低く、最近は成長著しい中国企業の台頭もあり、益々、形勢不利という状況です。
日本企業が苦戦する一番の要因は、中国人社員に対する役割期待や評価処遇にあると思われます。よく言われるガラスの天井(ポジション&報酬)が大きなネックになっています。

 

当社がお会いした中にも、非常に優秀な人材が数多く存在します。
それでは、このような人材をどうすれば採用し、定着させ中核人材として育成できるのでしょうか?
そのヒントとなる当社クライアント企業の事例をいくつかご紹介します。

 

A社は、若手優秀層~マネジメント層採用者について、ある一定レベルの評価レベルに達する人材をグローバルマネジメント職と認定し、世界共通の評価報酬体系を導入しました。
国籍や勤務地に関係なく、共通した役割を期待し、結果について公平な評価報酬で処遇することにより、グローバルに柔軟な人事異動も可能となる訳です。

 

B社は、国内売上数百億円規模の小売業で、既に上海・香港に進出し、中国で更なる事業拡大を目論んでいます。2~3年前から日本で中国人留学生を採用していますが、将来の幹部候補として中国現地で優秀な大学生を採用したいとの依頼がありました。
採用活動の時期は出遅れましたが、今年1月に上海・北京・香港で約300名の学生を集客し、結果10名を内定を出すことができました。
成功要因は、当社と共に経営者自らが現地に足を運び、会社や事業について熱く語り、中国人社員に対する期待を生の声で伝えたことだと考えます。

 

事例からもお解りのように、優秀な人材の採用・定着・育成は、日本人も中国人も同様で、経営トップ自らがその重要性を理解し、その実現に向けて採用戦略・人事評価制度・育成計画を連動させ、熱意を持って実行する事と考えます。

読者の中には中国アジアへの事業展開を考えておられる経営者、中国アジア事業にチャレンジされたいビジネスマンなど数多くおられると思います。

 

改めてそのようなお客様に、当グループは、従来の日本企業での国内での成長支援に加え、中国・アジアでの成長や成功を全力で支援させて頂く事をお伝えしたい! 


中国で活躍する日本人ビジネスマン

中国のお正月(春節)を利用して多くの中国の方が日本を訪れている。
また、逆に多くの日本人が中国・アジアにビジネスや観光で行き来する時代が訪れた。
この半年、ビジネスで中国・アジアに10回以上訪れ、数多くの日本人・中国人ビジネスマンとお会いした。今回は、10年以上前にはっきりした目的意識を持ち、単身中国に渡り、中国や中国人社会に溶け込み、素晴らしい活躍をしているM氏をご紹介したい。

 

M氏は地方の国立大学を卒業後、持ち前の英語力を活かす為に、グローバル展開する日本有数の電子機器メーカーに就職した。
東京本社の欧州向け事業戦略企画部門で、市場リサーチや戦略立案サポート等の業務を経験した後、商品企画・マーケティング担当として海外に赴任。新興市場である東欧市場などの新規市場開拓戦略を担当実行した結果、短期間で売上を大幅に伸長させた。
その間、M氏は幅広い見識を身につける為に大学院で学ぶことを選択する。そこでは、今後、中国が世界の政治経済で決定的な役割を果たしてゆく事を強く再認識すると共に、欧米出身のビジネスエリートの多くが中国語を学んでいることに強い刺激を受けた。
元々、英語はビジネスレベルにあるM氏は、日本・欧米・中国でのビジネスに通用する人財を目指し、会社を辞め、中国語取得の為、中国に留学を決意する。

 

その後のM氏はまさしく死に物狂いで北京語を習得した。そして出来るだけ早い時期に中国で仕事ができる可能性を探し、日本の大手企業の中国進出メンバーに応募し、採用される。日本本社での中国市場のリサーチを基に、新規事業計画を企画し、経営陣を説き伏せて、中国における統括会社設立を提案し、プロジェクトリーダーを任命される。中途採用の一社員が孤軍奮闘して会社を動かし、中国大陸に新しい会社を立ち上げた。その時、M氏は30代半ば。

 

それから5年が経過し、中国現地法人の最年少経営陣として、マーケティング部門全般を統括している。短期・中期マーケティング戦略の策定、広告・プロモーション計画の策定、実行等が5年で売上10倍の実現に貢献したことは言うまでもない。

 

M氏の学生時代は海外に憧れる、ごく普通の学生であったと思う。
今の彼があるのは、本質的な事象に問題意識を持ち、実現の為に時間や労力を惜しまず、決して諦めることなく努力を継続したからだと思う。大組織では上司や周囲に受け入れてもらえない事も多々ありながら、まさしく逆命利君を信じて実行した結果であろう。
M氏はまだ40歳を過ぎたばかり、日本・欧米・中国・アジアの大きなフィールドで思う存分チャレンジして欲しい。そして、その結果、必ずグローバル経営者に到達して頂きたい。
Mさん、近々中国で同じ志を持つ仲間を集めて、これからの挑戦を肴に一杯やりましょう! 


先日、朝のニュースで、京都大学教授の山中伸弥氏が、中学生に講演している場面を放映していた。

山中氏は、最初は整形外科の臨床医を志すも挫折し、研究者としての道を選択する。
人間の皮膚に遺伝子を導入するだけで無限に増殖し、神経や筋肉・骨などのあらゆる細胞に変わるヒト人工多能性幹(IPS)細胞を生成する技術を米国で開発され、これからの医療分野で大きな期待が寄せられている。
その山中氏が、今の自分があるのは、師と仰ぐアメリカ人研究者からの教えである「成功の為には、V(vision)&W(hard work)が重要」だと言う。

 

最近、企業トップから、エグゼクティブクラスのサーチを依頼される際に要望されるキーワードは「具体的に何を、どのような苦労や苦難を乗り越えて成し遂げたのか」という「実現力」である。
成熟し、縮小する日本市場で、国際間競争を余儀なくされている企業が数多くある。企業が生き残り、新たな成長拡大の道を開く為に、「今まで経験したことのない環境で失敗を繰り返しながら、諦めずに成功の糸口を創り出すことのできるリーダー」が求められている。

 

一方、当社で、次の活躍の場を模索されているエグゼクティブ人材から相談を受けるキーワードは「会社やトップには評価されているが、自身の最大最高の力を発揮する為に、心底共感できる経営ビジョンを掲げる企業で燃え尽きたい」という「ビジョンや理念との共感」である。
それは理想に燃えた新入社員が考える事と思うかもしれない。
しかし、多くの経験やスキルを有するビジネスリーダーだからこそ、自身の職業生活を全うする為には、今の安定した仕事を捨て、リスクを冒して「自分の本当の可能性にチャレンジしてみたい」という健全な欲求と考える。

 

逆に言えば、現職に留まることが以前のような安定や刺激的な環境でなくなっており、自身が年齢を重ねることで、そのリスクはさらに高くなる、という漠然とした危機感の表れでもある。
大きく様変わりしてしまった日本やビジネス環境でいかに成功を掴むか?
それは、成し遂げたい自分自身のビジョンを認識すること。そして、その実現の為に、時間やエネルギーを惜しまず、投資し続けた人にのみが掴めることかもしれない。

 

卯年の今年、皆さんにとって飛躍の年となるように祈っております。 


今年もチャレンジを応援します!

 年末年始の楽しみの一つは、経営者やビジネスリーダーの皆様からの、近況や今後のビジネスチャレンジについて熱いお話を伺える事だ。

 

還暦を数年前に迎えたA社長のチャレンジ精神は旺盛でお会いする度に刺激を受けている。A社長は20代半ばで起業し、売上3000億円に届くその分野では、日本一のSPA企業を一代で創り上げたことは周知の事実である。
今後は日本から世界(特に欧米)に事業を本格的に拡大し、2兆円を目指す。
その為に欧米で一緒にチャレンジできるビジネスリーダーを採用し育成したいとのこと。

 

父親から引き継いだ飲料・食品小売店を、個人顧客や飲食店へのお届けモデルに進化させ、売上1000億円を視野に入れる企業に発展させたB社長の次なる挑戦も興味深い。
従来の本業をさらに拡大・進化させると共に、長年培った個人宅や飲食店にお届けするビジネスモデルを活かし、他の商品を扱う企業のM&Aを同時に実行するという。
目指すは「顧客や地域に密着した新しいマーケティング、物流サービス会社」という、これからの時代にマッチした業態である。

 

大学卒業後、飲食業界に飛び込み、多くの業態開発を手掛け、今では国内では知らない人がいない程認知されているお店とC社長のこれからのチャレンジも眼を離せない。
既にアメリカ、シンガポールにも店舗を展開し、ヨーロッパにも子会社を設立しているが、
今後は、中国やその他のアジア諸国への事業展開を事業提携やM&Aにより、大幅に早めて海外での上場も視野に入れている。
C社長曰く「食とグローバルに興味がある若手を次世代リーダーとして育成し、力を合わせて食を通じて、日本文化を世界に伝えていきたい」と鼻息も荒い。

 

総合商社から伸び盛りのベンチャー企業に30代前半で飛び込み、執行役員として活躍された後、大手外資系企業に副社長としてスカウトされたD氏。
1年前にお会いした折に「仕事内容や報酬などに大きな不満はないが、50歳を迎えてビジネスの集大成を行いたい。企業規模はこだわらないが、日本企業で、しかもトップとして、社会や顧客に貢献したい」という相談を請けていた。
今年から大きなリスクを覚悟の新天地で、挑戦を選択されたD氏。心からご成功を心からお祈りしたい。

 

昨年は、クライアント企業の経営者からの依頼で中国・アジアでの仕事が増えた為、少し離れたところから、日本や日本のビジネスマンを見ることができた。
あらためて、日本企業やビジネスマンのポテンシャルの高さを再認識できたと同時に、その可能性を発揮する機会を自ら放棄するか、後回しにしている方が数多くおられることを痛感した。

 

上記にご紹介した方々は、私が知る限り、生まれつきの大経営者やスーパービジネスマンではない。共通して言えるのは、自分自身で成し遂げたい目標を設定して、その実現に向けて継続的に努力をし続けた方々であることは間違いない。

 

また、自身が成し遂げたい目標は、決してその大小や他人の評価を必要以上に意識する必要はない。それが「心底成し遂げたいと思えるかが重要」と付け加えておきたい。
今年は昨年以上に、多くのチャレンジに出会い、応援する機会を増やしたいということが、当社の目標でもある。


成し遂げたいことは、何か?

毎年、年末や年度末が近付くと、仕事でお付き合いさせて頂いた方の近況を知る機会が増える。
その度に、改めて日本企業にとっても、日本のビジネスマンや経営人材にとっても、継続的に勝ち残るには厳しい時代が到来している事を痛感する。

約2年前に大手企業で数多くの実績を積み、鳴り物入りで成長企業の経営幹部として招聘されたA氏が、急きょ退任されることになった。
A氏については、後継社長として迎えられ、いわゆる帝王学を経営者から伝授され、そろそろ機が熟したと考えていただけにとても意外である。
近々、じっくりその実情を伺うつもりである。

B氏は、カリスマ経営者と特徴的なビジネスモデルで有名な企業の海外現地法人の社長を務めている。責任ある仕事を任せられ、処遇にも大きな不満はないが、漠然と「残りの人生は仕事漬けの生活だけで良いのか」との想いがあるようだ。

C氏は30半ばで総合商社を思い切って飛び出し、異業種のオーナー経営者から高く評価され、買収した関連会社の経営者を務めていた。30代で社長として責任を負い、悪戦苦闘しながらも活き活きとチャレンジされていたが、最近になって元々在籍していた会社に復帰されたとのこと。もちろん会社としては、高く評価された人材だからこそ呼び戻されたのは言うまでもないが、ご本人の心境はいかがなものか?

エグゼクティブ・サーチの仕事を通じて、時代や社会、企業や仕事、個人の意識やキャリアの変遷を垣間見てきた。

高度成長、安定成長時代には考えられないような変化が結果として会社や個人に訪れている。その中で一人一人が本来、実現したかった事、達成感を味わえる事、大事な時間を費やすべき事に立ち戻り、今の立ち位置や新しい変化を主体的に考えてみたい。
私自身も50代の半ばにさしかかり、今までの職業生活を振り返り、会社や仕事を含めた人生について今まで以上に考える機会が増えている。
お互い、それぞれの人生の成功は、他人が決めることではなく、自分自身がどう評価するかが重要と考え、悔いのない自分らしいチャレンジをしていきたい。

後継社長の気概を見た!

多くの経営者とのネットワークを持つ方から、業界イメージを変えようとがんばっている経営者がいるので会ってみませんか?ということでH社長を紹介された。
H氏(47歳)は、外資系保険会社で営業、マーケティング、事業企画、子会社役員を経験され、40歳で全く異業種のサービス業界に転身された。

当時、創業経営者は拡大成長した会社の経営を時代や社会の変化、顧客ニーズに合った会社や事業に進化させ、継続的な事業成長を実現したいと考え、社外から次世代を担う経営者候補を複数採用したようだ。その中から後継社長として抜擢されたのがH氏である。

H氏は敢えて役職を付けず顧問として入社し、当初は現場配属を希望して、一般社員と同じ仕事をすることを希望した。しかし、入社当時は、社長が勝手に連れて来て、得体の知れない人間と見られ無視されたり、仕事の情報を伝えてもらえなかったり、ということも多々あったらしい。
元々、公平で私利私欲のないH氏は数ヶ月毎朝一番早く出社して、夜遅くまで社員達と一緒に汗を流して働く内に、いつの間にか社員から飲みに誘われるようになっていた。
同時に、H氏はマーケティング手法や営業企画などを得意としながらも、業界やサービスについては全く知識がないので、経営者や先輩幹部だけになく、古株の社員にも熱心に教えを請い短期間で多くを学んだようだ。

会社や事業、サービスや商品を正しく理解し、経営者や経営幹部、そして社員との相互理解も出来たところで、大票田である東京エリアの売上拡大プランを練り上げ、陣頭指揮で実行し、見事に大きな成果を収めた。
H氏は短期間で周囲の信頼を勝ち取り、確実な業績をあげ、昨年4月に代表取締役に就任したのだが、社長になることは直前まで全く予期していなかったらしい。
一生懸命に会社を良くすること、事業を健全に伸ばすこと、社員と心を一つにして相互の信頼関係を築くことを徹底的にやり続けただけと言う。

40代のH氏には、まだ経営者としてチャレンジする時間が充分に残されている。
今後は、徹底して顧客の要望に耳を傾け、高品質のサービスを提供することで、大きな信頼を得て、顧客にとってオンリーユーの存在になりたい。
その上で、今の事業・サービスだけでなく、顧客が必要としている情報や、商品を提供できる新しい事業・サービスを手がけていきたい。
高い志を持つ若き経営者と共に、社会や人に役に立つ事業に挑戦したい方は、是非声をあげて頂きたい。

日中の二重生活が始まる!

このブログをご覧頂いている方の多くは、私が親しくさせて頂いている方と思われるので、今回は私の近況などお伝えさせて頂きます。
また、逆に皆様の近況なども教えて頂ければ幸いです。

最近のブログで既にご存知のように、クライアント企業のご要望やご期待を頂き、中国・アジアへの出張というより、8月以降は二重生活状態となっています。
長年、企業トップの依頼を請け、企業成長を実現する為に、経営人材や次世代幹部の採用を国内で展開して参りました。しかし、昨今ではクライアント企業(特に小売流通・サービス業界)の意味するマーケットは、日本だけでなく、中国・アジアを含めたものとなっております。
当然、アジアに事業を拡大するとなると、現地での経営人材や、マネジメントクラスの人材が必要となり、日本人幹部の出向や、現地で即戦力の人材採用が必要となります。

私自身も、あるクライアントの依頼で約半年、中国での経営幹部やマネジメントクラスの採用について、リサーチをしてみました。
中国で長く事業を展開している日系グローバル企業や、優秀な人材(学生含む)からすると、相対的に日本企業に対する関心は、欧米企業や中国企業に比べ薄く、優秀な人材の獲得に各社苦慮されているようです。
また、即戦力を期待して採用した経営幹部も、日本企業独特の企業風土やマネジメントに合わず、定着・育成が非常に難しい。できれば20代~30代でポテンシャルや業務能力が高く、日本企業との親和性のある、次世代経営人材を早期に採用したいが、その手段が見つからないようです。
そのような課題を抱える、クライント企業の短期・中長期的な組織体制を構築支援する為に、現地法人の設立することを決めました。

当社は国内において、エグゼクティブ・サーチ事業を「経営者や次世代リーダーの発掘と育成」と位置づけ、30代~40代を中心に展開してきました。
それは、「経営経験は浅くても、マーケットや時代の変化を理解し、顧客視点で変革や挑戦が出来る人材を発掘し、経営やマネジメントの実践を通じて本物の経営者」を数多く育成したい、という想いからです。
しかし、日本や日本企業の置かれている環境が激変し、過去実績や経験だけの経営やマネジメントでは通用しなくなりました。

中国・アジアマーケットは、今後も、ものすごいスピードで成長拡大することは間違いない事実です。
日本企業の多くは、その可能性に期待して進出を検討しています。しかし、その成否を左右するのは、やはり人財(特に経営・マネジメント人材)です。
消費市場として急成長した中国・アジアには、日本企業の現地法人の経営を任せられる人材が、極めて少ないと思われます。事情は違うが、日本同様に30代を中心としたポテンシャルの高い次世代経営人材を早期に発掘し、仕事を通して経営者として育成することが重要と考えています。
今後、エグゼクティブ・ボード社のミッションは、日本人のみならず中国・アジアの経営人材、マネジメントを発掘し、活躍の場を提供してアジアで活躍できる経営者を数多く育成して参ります。
乞うご期待下さい!

上海で出会った若き侍!

当社は日本企業の中国・アジアへの進出及び更なる事業拡大支援を実現する為、上海に現地法人設立の準備をしている。その関係で、私自身も中国やアジア各国に訪問する機会が大幅に増えている。今回は、中国でお会いした数多くの方から、高い志を持ち、自ら手を挙げ、現地法人を開設し、約2年で事業基盤を創り上げた方をご紹介したい。

K氏(32歳)は、日本に本社を持つ経営コンサルティング会社の中国オフィス総経理として、上海で活躍している。大学卒業後、公認会計士として監査法人に勤務し、2006年に現在の会社に入社、2008年に中国オフィスを一から立ち上げ現在に至る。
中国オフィスでは、日本企業を中心に、中国事業の戦略立案及び実施支援や組織体制に関するコンサルティング業務、中国企業との買収、合併、提携等に関わる戦略的提言及び仲介業務を提供している。特徴は大手コンサルティング会社と違い、クライアントと<伴走>しながら経営課題を二人三脚で解決することを大事にしているとのこと。

この会社の中国進出の背景は、日本のビッククライアントの中国進出に伴い、そのクライアントを担当していたK氏が、自ら自社の中国進出の事業プランを作成し、経営陣を説き伏せたとの事。まさしくK氏の言うクライアントと<伴走>することの真骨頂である。30歳を前にして、一人で中国に渡り、オフィス探しから現地社員の採用など、一からのスタートを手がけたことになる。また、肩書きが重視される中国で、極めて若年の総経理として、クライントや外部機関との折衝・交渉にあたるのは、大変な苦労があると思う。

そんな苦労は微塵も見せないK氏に、仕事のやりがいについて聞いてみたところ、「これからの日本企業は縮小する日本マーケットだけで事業拡大を実現する事は極めて難しい。しかし、安易に成長しているからという漠然とした期待で中国やアジアへ展開すると、ほとんどがうまくいかない。一番重要なことは経営トップの覚悟だと思う。
日本企業や日本人の前向きな挑戦を支援する為に、自らが現場(中国)に身をおき、中国や中国人の事を深く正しく理解して、本気で挑戦する経営者(企業)を応援したい。
そのことが、自分の社会や多くの人に対する貢献と考えている。
そして、もう一つ心がけているのは、自分が採用した中国オフィス社員の全員が、会社や事業に誇りを持ち、この会社で働いて本当に良かったと思って頂けるよう、国籍や年齢・性別を超えて、本当の信頼関係で結びついた強いチームを創りたい」と熱く語ってくれた。

2時間近くに渡る面会が終わり、ここにも志を同じくできる若き侍がいたことが嬉しく、再会を約束した。次回は美味しいお酒が飲めそうである。


Author:竹内薫
1955年生 福岡県出身 78年立命館大学卒
研究開発型ベンチャーの設立に携わったのち、82年(株)リクルート人材センター(現リクルートエージェント)入社。
人材紹介、エグゼクティブ・サーチ、教育研修事業部長、人事部長を歴任。
99年に㈱スピリッツ(人事・採用コンサルティング事業)を設立。
国内企業の成長を人事・採用面で支援する。
06年8月、経営人材に特化した人材サービス㈱エグゼクティブ・ボードを設立。
代表取締役に就任。
経営者及び経営人材の発掘と成長支援をライフワークとする。

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